
ARESのアプリケーション開発に使用できるプログラミング言語を知りたい。

ARESのアプリケーション開発にはいくつかのプログラミング言語が用意されています。
LISPとDCL
AutoCAD の LISP と DCL に互換性があります。
ARESのLISPはコマンドプロンプトと完全に統合されており、追加のソフトウェアは必要ありません。
ARES Commander 2024 以降は、 Visual Studio Code を使ったLISPプログラムやDCLプログラムの作成、編集が可能になりました。関数のインラインヘルプや、LISPソースコードを使ったデバッグが可能です。
FxCoreMgd API (Visual C#, Visual Basic.Net など)
AutoCAD の .Net API と互換性があります。
.Net Framework クラスライブラリとしてプロジェクトを作成し、FxCoreMgd_バージョン.dll と TD_Mgd_バージョン.dll を参照設定する必要があります。
ARES 2020 での開発には Microsoft .Net Framework 4.5 以上が必要です。
ARES 2022 / 2023 での開発には Microsoft .Net Framework 4.5.2 以上が必要です。
ARES 2024 / 2025 / 2026 での開発には Microsoft .Net Framework 4.8 以上が必要です。
ARES 2027 での開発には .Net 8.0 以上が必要です。
オートメーション (LISP, .Net, VBA など)
AutoCAD の オートメーション API と互換性があります。
LISPから利用する場合は追加のソフトウェアは必要ありません。
ARES とは別のプログラムがARESをコントロールする場合、オートメーションを利用します。
VBScript や PowerShell などのスクリプト言語から ARES をコントロールすることも可能です。
Microsoft Excel などでは、VBA からARESを操作できます。
独立した EXE ファイルを作成する場合、Visual C# や Visual Basic.Net を使って開発します。
CFx (Visual C++)
ARES のネイティブな API で、全ての機能が提供されています。
ARES 2020 での開発には Visual Studio 2015 と ARES Commander 2020 SDK と、MSVC 64ビット版の Qt 5.12.3 が必要です。
ARES 2022 での開発には Visual Studio 2017 と ARES Commander 2022 SDK と、MSVC 64ビット版の Qt 5.12.3 が必要です。
ARES 2023 での開発には Visual Studio 2017 と ARES Commander 2023 SDK と、MSVC 64ビット版の Qt 5.12.3 が必要です。
ARES 2024 での開発には Visual Studio 2019 と ARES Commander 2024 SDK が必要で、MSVC 64ビット版の Qt 5.15.11 はオプションです。
ARES 2025 での開発には Visual Studio 2022 と ARES Commander 2025 SDK が必要で、MSVC 64ビット版の Qt 5.15.11 はオプションです。
ARES 2026 での開発には Visual Studio 2022 と ARES Commander 2026 SDK が必要で、MSVC 64ビット版の Qt 5.15.11 はオプションです。
ARES 2027 での開発には Visual Studio 2022 と ARES Commander 2027 SDK が必要で、MSVC 64ビット版の Qt 6.8.1 はオプションです。
ARES 2020 や ARES 2026 の場合、Visual 2015 から 2022 による成果物にはバイナリ互換性があるため、Visual Studio 2017 向けの Qt 5.12.3 と、Visual Studio 2019向けの Qt 5.15.11 で代用できます。
ARES 2027 の場合、Visual Studio 2022 向けの Qt 6.8.3 で代用できます。
ARES Commander SDK で作成した CFx アプリケーションは、ARES Commander と ARES Standard と ARES Mechanical のどちらでも利用できます。
CFx API は、Windows 以外の ARES でも利用できます( Linux 版、Mac OS 版 があります)
FXARX (Visual C++)
Autodesk の ObjectARX とソースコードレベルの互換性を持つ、C++ の新しい開発環境です。
ARES 2020 での開発には Visual Studio 2015 と FXARX for ARES Commander 2020 SDK が必要です。
ARES 2022 での開発には Visual Studio 2017 と FXARX for ARES Commander 2022 SDK が必要です。
ARES 2023 での開発には Visual Studio 2017 と FXARX for ARES Commander 2023 SDK が必要です。
ARES 2024 での開発には Visual Studio 2019 と FXARX for ARES Commander 2024 SDK が必要です。
ARES 2025 での開発には Visual Studio 2022 と ARES Commander 2025 SDK が必要です。
ARES 2026 での開発には Visual Studio 2022 と ARES Commander 2026 SDK が必要です。
ARES 2027 での開発には Visual Studio 2022 と ARES Commander 2027 SDK が必要です。
NEW ARES 2025 から FXARX は ARES Commander 2025 SDKに含まれます。
ARES Commander の Windows 版の x64 アーキテクチュア のみ提供しており、ARES Standard や 32bit の ARES では利用できません。
ARES 2024 までは、開発途上の製品という位置付けです。ARES 2025からは正規リリースの位置付けです。
詳しくはお問合せ願います。
旧式のアプリケーションプログラミングインタフェース
その他にもサポートしているAPIがあります。
PCAD_DOT_NET API (Visual C#, Visual Basic.Net など)
CFx の .Net 版という位置付けの APIが存在します。
サンプルが ARES Commander 2020/2022 SDK に含まれます。
ARES 2020 での開発には Microsoft .Net Framework 4.5 以上が必要です。
ARES 2022/2023 での開発には Microsoft .Net Framework 4.5.2 以上が必要です。
ARES 2024/2025/2026 での開発には Microsoft .Net Framework 4.8 以上が必要です。
ARES 2027 での開発には .Net 8.0 以上が必要です。
新規に開発する場合、AutoCAD .Net API と互換性がある FxCoreMgd API を使うほうがよいでしょう。
FDT (Visual C++)
DOS 版の AutoCAD の SDK である ADS に相当する API が FDT です。
ARES Commander 2020/2022/2023/2024/2025/2026/2027 SDK に含まれます。
注. CFx から FDT の機能がすべて利用できます。
FXARX からも ADS の機能がすべて利用できます。