ユーザー入力には getXXXX関数があります。入力制限やキーワード設定には initget 関数があります。
整数を入力するには
(setq n (getint “整数を入力”))
実数を入力するには
(setq r (getreal “実数を入力”))
文字を入力するには
単語を入力するには (スペース、タブ、Enterキーで入力終了)
(setq s (getstring “文字を入力”)) または (setq s (getstring nil “文字を入力”))
スペースを含む文字列を入力するには(Enterキーで入力終了)
(setq s (getstring T “文字を入力”))
座標を入力するには
座標を入力するには
(setq p (getpoint “位置を指定”))
起点をあらかじめ指定して座標を入力するには
(setq p2 (getpoint p “次の点を指定”))

矩形を表示しながら対角点を入力するには
(setq p2 (getcorner p “反対側のコーナーを指定”))

距離を入力するには
距離を入力するには
(setq d (getdist “距離を入力”))
起点をあらかじめ指定して距離を入力するには
(setq d (getdist p “距離を入力”))

角度を入力するには
角度を入力するには
(setq a (getangle “角度を入力”))
起点をあらかじめ指定して、角度を入力するには
(setq a (getangle p “角度を入力”))

ファイル名を入力するには
ファイル名をダイアログボックスから入力するには
(setq f (getfiled “画像ファイルを選択” “” “png,tif,bmp,jpg” 0))
パラメータ
タイトル ダイアログボックスのタイトルを指定します。
ファイル名 初期値のファイル名を指定します
拡張子 受け入れ可能な拡張子を指定します。
上のようにカンマで区切ると複数指定できます。空文字列のときは制限なしです。
フラグ
0 読み込み用にファイルを選択します。
+1 書き込み用にファイルを指定します。
(既存のファイルを指定すると上書きしてもよいか確認されます)
+4 任意の拡張子を受け入れます。
戻り値は nil キャンセルボタンを押したとき、文字列 ファイル名

ファイル名をコマンドウィンドウから入力するには、getstring を使います。
(setq f (getstring T “画像ファイル名” ))
入力したファイルが存在するかどうかは findfile を使います。
(setq f (findfile f))
戻り値は検索した完全パスのファイル名か、nil になります。
色を入力するには
色をダイアログボックスから入力するには
(setq c (acad_colordlg 256 T))
パラメータ
色 初期値の色(0から256)を指定します。
フラグ T 画層に合わせる(ByLayer), ブロックに合わせる(ByBlock)ボタンを使用可能にします。nil 使用不可にします。
戻り値は nil キャンセルボタンを押したとき、整数値 選択した色番号

負の数の入力を禁止したりキーワードを設定するには
(initget)関数を使います。
(initget)関数のパラメータ
フラグ 下記の通り
キーワード キーワードを設定します(オプション)。
フラグ
+1= Enterのみの入力で nil を返します。Enterのみの入力を禁止します。
+2 = 0 は入力できません。
+4 = 負の数は入力できません。
+64= Z座標値は無視されます。
+128=数値や座標入力関数でも任意の文字列入力が可能になります。
+128を指定するときは、キーワードは不要です。
キーワード
キーワードはスペースで区切ります。大文字の部分を入力するとキーワード全体を返します。
(initget 0 “Save Restore Help”)
キーワードのローカライズは次のようにします。下線の前に記されたキーワードを画面やメニューに表示します。返す文字列は下線の後ろに記されたキーワードになります。
(initget 0 “距離(D) 閉じる(C) _ Distance Close”)
キーワードを入力するには
キーワードを用意する (initget)関数と、キーワードを入力する(getkword)関数が必要です。
(initget 0 “Save Restore Help”)
(setq k (getkword “キーワードを指定”))
整数を入力する(getint)関数、実数を入力する(getreal)関数、座標を入力する(getpoint)関数、距離を入力する(getdist)関数、角度を入力する(getangle)関数でも、(initget)関数を事前に呼べばキーワードが利用できます。
(initget 0 “距離(D) 閉じる(C) _ Distance Close”)
(setq p (getpoint “位置を指定”))
と指定すると、「オプション 距離(D), 閉じる(C) または 位置を指定>>」というプロンプトが表示されます。右クリックして状況依存メニューを表示すると、距離(D)と閉じる(C)オプションがメニューに追加されているのがわかります。

c と入力して Enter キーを押すと、キーワード Close を戻り値として返しました。
