
図面をアタッチ[ATTACHDRAWING]コマンドのダイアログで、[位置]を「後で指定する」に設定しダイアログを終了するとエンティティが表示されず位置を指定できません。


参照図面のエンティティを表示させて位置を指定する方法を教えてください。

「挿入位置を指定」する際のカーソル位置は、参照図面の原点になります。
その為、参照図面の原点と表示したいエンティティが離れているとカーソル位置からも離れてしまいます。

例の場合、「挿入位置を指定」で任意点をクリックして表示範囲を広げると、

離れた場所に挿入されています。

※[INSERTBASE]コマンドで挿入基点を変更できます。
挿入基点は、現在の図面を他の図面に挿入するとき、または外部参照図面(参照)としてアタッチするときに使用します。
新規図面のデフォルトの挿入基点は、ワールド座標系の原点になります。
例として、図面名「1F_平面図.dwg」の挿入基点を「0,0,0」(デフォルト)から、エンティティの左下端点「100000,100000,0」に変更し、図面名「test.dwg」に参照します。

1.参照元の図面を開きます。
例として、図面名「1F_平面図.dwg」を開きます。

2.[INSERTBASE]コマンドを実行します。

3.コマンドウィンドウに「新しい挿入基点を指定」と表示されるので、挿入基点にしたい任意点をクリック、

または座標値を入力し Enter を押します。

4.保存[SAVE]コマンドを実行し図面を上書き保存します。

※挿入基点を変更しても、図面の原点は変更されません。
例として、ポリライン[POLYLINE]コマンドで始点を「0,0,0」に指定。

原点が「0,0,0」のまま変更されていません。

5.参照先の図面を開き、図面をアタッチ[ATTACHDRAWING]コマンドを実行します。
6.[ファイルを選択]ダイアログが表示されるので、参照する図面を選択し[開く]ボタンをクリックします。
例として、ファイル名「1F_平面図.dwg」を選択します。

7.[参照をアタッチ:図面]ダイアログが表示されるので、必要な個所を設定して[位置]の「後で指定する」にチェックを入れ[OK]ボタンを押します。

8.コマンドウィンドウに「位置を指定」と表示されるので、任意点をクリックします。
※[INSERTBASE]で指定した挿入基点に十字カーソルが表示されています。


任意点をクリックします。

挿入できました。

関連 FAQ:
・図枠を外部参照(アタッチ)させる方法
・外部参照の参照タイプ[アタッチ]と[オーバーレイ]の違いは何ですか
・外部参照のパスタイプの「パスなし」「フル」「相対」の違いはなんですか?
・外部参照を解除する方法
・外部参照データを取り込みたい
・参照データの原点を変更したい

