(setq)関数を使って変数(シンボル)に値やリストを割り当てることができます。
変数に値を割り当てるには
ARESのコマンドウィンドウに (setq x 10.25) と入力して、Enterキーを押します。
変数 x が定義され、x には 10.25 という値が格納されました。
変数の値を確認するには、コマンドウィンドウに !x と入力して、Enterキーを押します。
あるいは、(print x) または (princ x) と入力して、Enterキーを押します。
変数 x を消去するには、(setq x nil) と入力して、Enterキーを押します。
(princ)と(print)は引数の内容を画面に表示する関数ですが、関数の結果として引数に渡したデータをそのまま戻り値として返すため、変数 x の値が 2 回表示されています。
ニル nil 値は、データが無いことを示す特別な値です。変数に nil 値をセットすると変数は消去されます。

変数には、整数、実数、文字列、リストを格納できます。そのほかには、ファイル操作関数が使用するファイル記述子、ダイアログボックス操作関数が使用するダイアログボックス識別子、オートメーション関数が使用するオブジェクトも格納できます。
文字列は二重引用符 (“) を使って表します。
(princ)関数で文字列を表示すると、二重引用符は表示されません。
(print)関数で文字列を表示すると、二重引用符を表示します。

変数にリストを割り当てるには
(getpoint)関数は座標入力関数です。画面をマウスでクリックすると、その位置の座標を返します。それを変数 p に格納します。変数 p は 3つの実数値を持つリストで、x, y, z 値です。
(princ)関数や(print)関数では、リストはリストとして画面に表示します。
