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ARES 2024 インストールガイド(ネットワーク版)

もくじ

1.  ネットワークライセンスの目的

ARESは、ネットワークライセンスを利用することによって、よりフレキシブルな利用環境を構築することができます。サーバーにネットワークライセンスマネージャ(NLM)をセットアップした後、利用者は、サーバーへアクセスできる環境であれば、NLMよりライセンスを取得してARESを起動することができます。スタンドアロンライセンスとネットワークライセンスの最も大きな違いは、ネットワークライセンスで運用する場合、クライアントへARESをインストールする台数の制限はなく、同時利用数によってライセンスが管理されることです。同時に利用可能なライセンス数は、購入されたライセンス数となります。

2. サーバー要件


サーバーの動作環境

Windows 11、Windows 10
Windows Server 2022
Windows Server 2019
Windows Server 2016
Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012

Intel® Core™ 2 DuoまたはAMD® Athlon™ x2 Dual-Core以上
2GB以上のハードディスクの空き容量
メモリ4GB以上

注意事項

クライアントにおいてライセンスを取得するサーバーを指定するとき、サーバーのIPアドレス または ホスト名を指定します。

IPアドレスで指定する場合は、固定IPアドレスにしておく必要があります。(DHCPなどでサーバーのIPアドレスが変わってしまうと、クライアントでサーバーを見つけられないためライセンスが取得できなくなります。)

ホスト名で指定する場合は、クライアントからそのホスト名が認識できるように名前解決されている必要があります。

3. 新規セットアップ手順

セットアップは以下のような流れになります。

※ ARES 2023からARES 2024へアップグレードする場合は、「アップグレードセットアップ手順」を御覧ください。

<サーバー側での作業>

  1. Network License Managerのインストール
  2. ライセンス ファイルの取得
  3. ライセンス ファイルのインポート および サービスの開始
  4. ポートの開放 

<クライアント側での作業>

  1. ARESのインストール
  2. ライセンス サーバーの指定

Network License Managerのインストール

以下の手順でサーバーにNetwork License Managerをインストールします。

  1. ARES Flex Network License Managerのインストーラーをダウンロードサイトからダウンロードし実行します。※ARES 2024 をお使いになる場合は、必ず最新版の[ARES Flex Network License Manager]をご使用ください。
  2. 「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れ [Next] ボタンをクリックします。(同意していただけない(「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れない)場合はインストールを行うことはできません。)



  3. [Next]ボタンをクリックします。



  4. [Finish]ボタンをクリックしてインストールを完了します。



デスクトップにARES Flex Network License Managerというアイコンが作成されます。



ライセンス ファイルの取得

ライセンスファイルを取得する流れは以下のようになります。

  1. ライセンス サーバーのホストIDを確認する
  2. Graebert アカウントがあるかどうかを確認する(カスタマー ポータル)
  3. (アカウントがない場合)カスタマー ポータルでアカウントを作成する
  4. カスタマー ポータルにログインしライセンス ファイルを取得する

ライセンス サーバーのホストIDを確認する

  1. ライセンスサーバーのデスクトップにある[ARES Flex Network License Manager]をダブルクリックして起動します。



  2. [License][Request License] を選択します。



  3. [Ethernet ID:] の右隣に書かれている12桁の英数字がホストIDです。



Graebertアカウントがあるかどうかを確認する(カスタマー ポータル)

既にアカウントをお持ちの場合はこの作業は必要ありません。

以下リンクの手順に従って確認をおこなってください。
Graebert アカウントがあるかどうかを確認する手順

(アカウントがない場合)カスタマー ポータルでアカウントを作成する

以下リンクの手順に従ってアカウントを作成します。
Graebert アカウントの作成手順

カスタマー ポータルにログインしライセンス ファイルを取得する

  1. 任意のブラウザで https://login.graebert.com/ を表示します。
  2. 組織]を作成します。作成手順は「組織を作成する」を御覧ください。
  3. 組織]が作成されたら[製品]にある製品名をクリックします。



  4. [期限付き]や[ネットワーク]等のタブが複数あったら[ネットワーク]にある、
    [ネットワークライセンスをアクティベーション]をクリックします。  



  5. ライセンス サーバーのホストIDを入力し[アクティベーション]をクリックします。



  6. [ライセンスファイルをダウンロード]をクリックします。



    すると、ライセンスファイル(.netlic)がダウンロードフォルダにダウンロードされます。



ライセンス ファイルのインポート および サービスの開始

ライセンス ファイルを入手したら以下の手順でNetwork License Managerにインポートし、
ライセンス サーバーのサービスを開始します。

  1. [ARES Flex Network License Manager] アイコンをダブルクリックして[ARES Flex Network License Manager] ウィンドウを開きます。



  2. [License][Import License] を選択します。



    ライセンス ファイルを選択し[開く] ボタンをクリックします。



  3. [OK]ボタンをクリックします。



  4. リストにライセンスが追加されたことを確認します。
    ※ARES Commander の場合は「ARES Commander」と「Capabilities for ARES Commander」「TopoPoints for ARES Commander」「Maps for ARES Commander」「BIM for ARES Commander」がリストに追加されます。
    ※ ARES Standard の場合は「ARES Standard」と「Capabilities for ARES Commander」がリストに追加されます。
    ※ ARES Mechanical の場合は「ARES Mechanical」と「Capabilities for ARES Commander」「Nesting Manager for ARES Mechanical「Maps for ARES Mechanical」がリストに追加されます。


     
  5. [Edit][Options] を選択します。



  6. 「Timeout for idle client computer」にタイムアウトとして設定したい数値を指定し [OK]ボタンをクリックします。        
    ※ 単位は秒、最小値は900、推奨値は3600
    ※ タイムアウトの詳細は後述の「オプション設定」の「タイムアウト」をご覧ください。


     
  7. [OK] ボタンをクリックします。



  8. [Service][Register] を選択します。(このときARES-FNLMというサービスが作成されます。)



  9. [Service][Start] を選択しサービスを開始します。



ポートの開放

クライアントでネットワーク ライセンスを使用するためには、サーバーやルーター等の設定でNetwork License Managerが使用するポートを開放するする必要があります。

サーバーのファイア ウォールの設定で rlm.exe に対してすべての TCP ポートを開放することにより、ポートは開放されます。

以下にサーバーが Windows 11 の場合のファイア ウォールの設定の手順の例を示します。

  1. スタートボタンを右クリックし、表示された「検索」に「ファイアウォール」と入力し[ファイアウォールの状態の確認]をクリックします。





  2. [詳細設定] をクリックします。



  3. [受信の規則] をクリックします。



  4. [新しい規則] をクリックします。



  5. [次へ] ボタンをクリックします。



  6. [参照] ボタンをクリックします。



  7. 以下のフォルダにあるrlm.exeを選択して [開く] ボタンをクリックします。
    64ビットOS:C:Program Files (x86)\Graebert GmbH\ARES Flex Network License Manager\BIN



  8. [次へ] ボタンをクリックします。



  9. [次へ] ボタンをクリックします。



  10. [次へ] ボタンをクリックします。



  11. 任意の名前を入力し [完了] ボタンをクリックします。


また、ルーター等の場合のように開放するポート番号を指定する必要がある場合は以下の2つのポートを開放してください。

  1. TCPポート 2700
  2. C:\ProgramData\Ares FNLM\log フォルダにある dlogcmdline.log の「graebert on port」 という文字の後に書かれているTCPポート番号

例)
01/15 18:44 (rlm) RLM License Server Version 11.1BL2
              Copyright (C) 2006-2014, Reprise Software, Inc. All rights reserved.
01/15 18:44 (rlm) License server started on NLMSERVER
01/15 18:44 (rlm) Server architecture: x86_w3
01/15 18:44 (rlm) License files:
01/15 18:44 (rlm)     C:ProgramDataAres NLMn0.lic
01/15 18:44 (rlm)
01/15 18:44 (rlm) Web server starting on port 5054
01/15 18:44 (rlm) Using TCP/IP port 2700
01/15 18:44 (rlm) … adding UDP/IP port 5053
01/15 18:44 (rlm) Starting ISV server graebert on port 50000
01/15 18:44 (rlm) New thread created to watch ISV graebert

※ このTCPポート番号はNetwork License Managerのサービスを起動するごとに変わります。

※dlogcmdline.log に何も記載が無い場合は、[ARES Flex Network License Manager] を終了した上で、dlogcmdline.log を削除し、その上で[ARES Flex Network License Manager] を起動してください。
新たに作成されたdlogcmdline.log に、記載が無いか確認してください。

前述の2.のポート番号を特定のポート番号に固定したい場合は、以下の手順を行います。
※ 指定するTCPポートは他で使用されていない番号にしてください。

  1. [Edit][Options] を選択します。



  2. [Automatic ISV Server Port] のチェックを外し、使用するポート番号を入力し [OK] ボタンをクリックします。



  3. [OK] ボタンをクリックします。



  4. [Service] [Start] を選択し、サービスを開始します。
    ※ サービスを起動していた場合は [Restart] を選択し、再起動します。


C:\ProgramData\Ares FNLM\log フォルダにある dlogcmdline.log の「graebert on port」という文字の後に書かれているTCPポート番号を確認し指定したポート番号になっていることを確認します。

例)
01/15 18:44 (rlm) RLM License Server Version 11.1BL2
       Copyright (C) 2006-2014, Reprise Software, Inc. All rights reserved.
01/15 18:44 (rlm) License server started on NLMSERVER
01/15 18:44 (rlm) Server architecture: x86_w3
01/15 18:44 (rlm) License files:
01/15 18:44 (rlm)     C:ProgramDataAres NLMn0.lic
01/15 18:44 (rlm)
01/15 18:44 (rlm) Web server starting on port 5054
01/15 18:44 (rlm) Using TCP/IP port 2700
01/15 18:44 (rlm) … adding UDP/IP port 5053
01/15 18:44 (rlm) Starting ISV server graebert on port 50000
01/15 18:44 (rlm) New thread created to watch ISV graebert

4. アップグレードセットアップ手順

ARES 2023からARES 2024へアップグレードする場合は、以下の手順を行います。
※ARES 2023のライセンスの 借用 をおこなっているクライアントは、 返却をおこなってください。
[返却]をおこなわないと、期限前にARES 2023のライセンスを返却できません。
ライセンス借用の状況を確認する方法

※必ず最新版の[ARES Flex Network License Manager]をご使用ください。

ライセンス ファイルの取得

  1. 任意のブラウザで https://login.graebert.com/ を表示します。
  2. 電子メールを入力し[次]をクリックします。



  3. パスワードを入力し[サインイン]をクリックします。



  4. [管理スペース]が表示されます。



    [管理スペース]が表示されない場合は、画面右上にある  ∨ をクリックして[管理スペース]をクリックします。



  5. [製品]をクリックします。



  6. ライセンス ファイルを取得する製品をクリックします。



  7. [期間制限]や[ネットワーク]等のタブが複数あったら [ネットワーク] にある、[ネットワークライセンスを再アクティベーション]をクリックします。

     

  8. [アクティベーション]をクリックします。



  9. [ライセンスファイルをダウンロード]をクリックします。



    すると、ライセンスファイル(.netlic)がダウンロードフォルダにダウンロードされます。




旧バージョン[Graebert Network License Manager]から、新バージョン[ARES Flex Network License Manager]への変更


以下の手順でNetwork License Managerを新しいバージョンに入れ替えます。
※ARES 2024 をお使いになる場合は、必ず最新版の[ARES Flex Network License Manager]をご使用ください。
※Network License Manager が代わる為、サーバーのファイヤーウォールの設定で、ポートを開放しているプログラムの指定 (rlm.exe の収納先)を変更する必要があります。変更されないとクライアントが、ネットワークライセンスを取得できませんのでご注意ください。

  1. ライセンス サーバーのデスクトップにある[Graebert Network License Manager]をダブルクリックして起動します。



  2. [Service][Stop] を選択してサービスを停止します。



  3. [Service][Unregister] を選択してサービスの登録を解除します。



  4. Graebert Network License Manager を終了します。
  5. 最新のARES Flex Network License Managerのインストーラーをダウンロードサイトからダウンロードし実行します。
  6. 「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れ [Next] ボタンをクリックします。(同意していただけない〔「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れない〕場合はインストールを行うことはできません。)



  7. [Next] ボタンをクリックします。



  8. [Finish] ボタンをクリックしてインストールを完了します。



  9. Graebert Network License Manager に代わり、ARES Flex Network License Manager がインストールされます。


    Graebert Network License Manager でインポートしたライセンスファイルは引き継がれません。

ライセンス ファイルのインポート

ARES 2024 のライセンス ファイルを入手したら、以下の手順で ARES 2024 のライセンス ファイルをインポートします。

ARES Commander 2024 のライセンス ファイルで ARES Commander 2023 もライセンスを取得できます。また、ARES Standard 2024 のライセンス ファイルで ARES Standard 2023 、ARES Mechanical 2024 のライセンス ファイルで ARES Mechanical 2023 もライセンスを取得できます。

  1. ライセンス サーバーのデスクトップにある「ARES Flex Network License Manager をダブルクリックして起動します。



  2. [License][Import License] を選択します。



  3. ライセンス ファイルを選択し [開く] ボタンをクリックします。



  4. [OK] ボタンをクリックします。



  5. リストにライセンスが追加されたことを確認します。
    ※ARES Commander の場合は「ARES Commander」と「Capabilities for ARES Commander」「TopoPoints for ARES Commander」「Maps for ARES Commander」「BIM for ARES Commander」がリストに追加されます。
    ※ ARES Standard の場合は「ARES Standard」と「Capabilities for ARES Commander」がリストに追加されます。
    ※ ARES Mechanical の場合は「ARES Mechanical」と「Capabilities for ARES Commander」「Nesting Manager for ARES Mechanical「Maps for ARES Mechanical」がリストに追加されます。



  6. [Edit] [Options] を選択します。



  7. 「Timeout for idle client computer」にタイムアウトとして設定したい数値を指定し[OK] ボタンをクリックします。
    ※ 単位は秒、最小値は900、推奨値は3600
    ※ タイムアウトの詳細は後述の「オプション設定」の「タイムアウト」をご覧ください。
     


  8. [OK] ボタンをクリックします。



  9. [Service][Register] を選択します。(このときARES-FNLMというサービスが作成されます。)



  10. [Service][Start] を選択しサービスを開始します。



  11. ポートの開放設定を変更します。
    ※Network License Manager が代わる為、サーバーのファイヤーウォールの設定で、ポートを開放しているプログラムの指定(rlm.exe の収納先)を変更する必要があります。変更されないとクライアントが、ネットワークライセンスを取得できません。以下の手順に沿って設定を変更してください。

    ポートの開放


5. クライアントへのARESのインストール

動作環境

以下リンクの FAQ に記載されています。

ARES 2024 の動作環境

 ARESのインストール手順

ARES Commander 2024 / ARES Standard 2024 / ARES Mechanical のインストール手順は以下の通りとなります。

  1. ARESのインストーラーをダブルクリックして実行します。
    ARES_*_2024.****.*.*.****_***_x64.exe を実行
  2. 「ARESソフトウェア使用許諾契約書」 の内容を確認し、同意される場合は 「使用許諾契約書に同意します」 にチェックを入れ[次へ]ボタンをクリックします。(※ 同意いただけない場合はインストールすることができません。)



  3. [次へ]ボタンをクリックしてインストールを開始します。



  4. インストールが完了したら[ 完了]ボタンをクリックします。



ライセンス サーバーの指定

ARESを起動して以下の手順を行い、ライセンス サーバーを指定します。
※ この操作は一度だけ行えば、次回ARESを起動したときは自動的に指定したライセンス サーバーからライセンスを取得します。
※ 既にARES Commander 2023 や ARES Standard 2023 、ARES Mechanical 2023 でライセンス サーバーを指定している場合、同じライセンス サーバーにライセンスを取得しに行きますので、新たに設定を行う必要はありません。

  1. ARESを起動します。
  2. [許諾キーをアクティブ化]をクリックします。



  3. [Flexサーバーを構成]をクリックします。



  4. 「IPアドレス」としてライセンス サーバーのIPアドレス(例:192.168.1.1)またはホスト名(名前解決されている必要があります)を入力し [追加] ボタンをクリックします。




    ※ ライセンス サーバーのIPアドレスは、ライセンスサーバーのコマンドプロンプトで確認できます。以下にライセンス サーバーがWindows 11 の場合のIPアドレスの確認手順の例を示します。

    1)スタートボタンの検索より、cmd と入力して[コマンド プロンプト]をクリックします。





    2)ipconfig と入力して [Enter] キーを押します。



    3)表示された内容の「IPv4アドレス」の値がIPアドレスになります。(以下の例では192.168.0.216)



  5. サーバーのIPアドレス(または ホスト名)がリストに追加されたことを確認して[適用] ボタンをクリックします。



    ※ 再度 [追加] をクリックして複数のライセンス サーバーを指定することもできます。複数指定した場合は、最初のライセンス サーバーにライセンスが余っていればそのライセンスを使用し、なければ次のライセンス サーバーを見に行きライセンスが余っていればそのライセンスを取得します。

  6. 「フレックス ライセンスを使用しています」と表示されていればネットワークライセンスを取得できています。[閉じる]ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。


 

ライセンス サーバーの設定がされた状態で ARES をインストールする方法

バッチ ファイルを使用して、ライセンス サーバーが設定された状態で ARES をインストールすることもできます。

FAQ の「ネットワーク ライセンス版をインストールするときに、ライセンスサーバーの設定がされた状態でインストールする方法」に手順が記載されています。

 

6. オプション設定

タイムアウト

ARES Flex Network License Managerのオプションで、タイムアウトの設定を行うことができます。
タイムアウトの設定を行うと、以下の2つの機能が有効になります。

機能1
ARESを起動してネットワーク ライセンスを取得後、ライセンス サーバーとのネットワークが切断された状態でARESを終了してもライセンスはサーバーに戻されません。

タイムアウトの設定を行うことにより、設定した時間を過ぎてもクライアントとの通信が行われない場合、ライセンスがサーバーに戻されます。

機能2
ARES がライセンスを取得する操作(印刷、保存、Ctrl+C、Ctrl+V、エクスポートなど)を実行しない状態が設定した時間が過ぎた場合、ライセンスがサーバーに戻されます。

設定方法

  1. [Edit][Options] を選択します。



  2. [Timeout for idle client computer] の値としてタイムアウトの時間を指定し[OK]ボタンをクリックします。




    ※   単位は「秒」になります。(3600秒=1時間)
    タイムアウトの最小値(900)より小さい値を入力すると C:\ProgramData\Ares FNLM\log フォルダ にある graebert.dlog に以下のような記述が追加され、最小値の設定として動作します。
    03/23 11:55 (graebert) Setting TIMEOUT for all products to 200 secs.
    03/23 11:55 (graebert) TIMEOUT value (200) less than minimum (900), minimum used

  3. [OK] ボタンをクリックします。



  4. [Service] [Start] を選択し、サービスを開始します。
    ※ サービスを起動していた場合は [Restart] を選択し、再起動します。



  5. C:\ProgramData\Ares FNLM\log フォルダにあるgraebert.dlogをメモ帳等のエディタで開いてタイムアウトが設定されていることを確認します。



ブラックリスト、ホワイトリスト

ブラックリスト、ホワイトリストの設定を行うことにより、ライセンスを発行するクライアントを限定することができます。

設定方法

  1. [Edit][Options] を選択します。



  2. [Restrictions] タブをクリックします。



  3. [+ Add] ボタンをクリックします。



  4. Operationのポップアップリストから Include または Exclude を選択します。



    Include
    その行で設定されたホスト、ユーザーなどに対してのみライセンスを発行することを意味します。
    Exclude
    その行で設定されたホスト、ユーザーなどに対してのみライセンスを発行しないことを意味します。

  5. Productのポップアップリストから、ARES Commander または ARES Standard、ARES Mechanical を選択します。
    ※「ARES Commander」を設定する場合は、「Capabilities for ARES Commander」「TopoPoints for ARES Commander」「Maps for ARES Commander」「BIM for ARES Commander」、「ARES Mechanical」を設定する場合は、 「Capabilities for ARES Commander」「Nesting Manager for ARES Mechanical」「Maps for ARES Mechanical」も追加で設定します。



  6. Typeのポップアップ リストから希望ものを選択します。(Host Groups、Username Groups、Internet Groupsを選択する場合は、事前にGroupsを作成しておく必要があります。
    Groupの作成および設定」参照  




    Host
    クライアントのホスト名(コンピューター名)を意味し、値はValueの欄に記入します。(大文字小文字の区別はありません。)
    例:



  7. Username
    クライアントのWindowsのログイン名を意味し、値はValueの欄に記入します。
    例:



  8. [OK] ボタンをクリックします。



  9. [OK] ボタンをクリックします。



  10. [Service][Restart] をクリックしてサービスを再起動します。



Groupの作成および設定

Host、Username、Internetに対してそれぞれのグループを作成することができます。

例えば、ある部署に所属する人たちに ライセンスを発行する/発行しない という設定を行うときに、その部署のグループを作成しておくと管理がしやすくなります。

グループの設定は、Host(ホスト名(コンピューター名))、Username(Windowsのログイン名)、Internet(IPアドレス)ごとの設定を行うことができます。

グループの作成 および 設定方法の例を以下に示します。

  1. [Edit][Options] を選択します。



  2. [Groups] タブをクリックします。



  3. [Username Groups][Host Groups][Internet Groups] の何れかを選択した状態で[+Add] ボタンをクリックします。



  4. 「Name」に任意のグループ名、「List of names」にグループに含めたいユーザー名(ホスト名、IPアドレス)を入力し [OK] ボタンをクリックします。



    ※ 複数指定するときは [Enter] キーを押して次の行に記入していきます。

  5. [OK] ボタンをクリックします。



  6. [OK] ボタンをクリックします。



  7. [Edit][Options] を選択します。



  8. [Restrictions] タブを選択します。



  9. [+Add] ボタンをクリックします。



  10. Operationのポップアップ リストからIncludeまたはExcludeを選択します。



  11. Productのポップアップリストから、ARES Commander または ARES Standard、ARES Mechanical を選択します。
    ※「ARES Commander」を設定する場合は、「Capabilities for ARES Commander」「TopoPoints for ARES Commander」「Maps for ARES Commander」「BIM for ARES Commander」、「ARES Mechanical」を設定する場合は、 「Capabilities for ARES Commander」「Nesting Manager for ARES Mechanical「Maps for ARES Mechanical」も追加で設定します。



  12. Typeのポップアップ リストからUsername Groups(またはHost GroupsInternet Groups)を選択します。



  13. Valueのリストから設定したいグループ名を選択し [OK] ボタンをクリックします。



  14. [OK] ボタンをクリックします。



  15. [Service][Restart] をクリックしてサービスを再起動します。



グループごとの最大使用ライセンス数の設定(Maximum)

Host Groups、User Groups、Internet Groupsごとに使用できる最大ライセンス数を設定することができます。
※ 事前にGroup(グループ)を設定しておく必要があります。

Maximumの設定方法の例を以下に示します。

  1. [Edit][Options] を選択します。



  2. [Restrictions] タブをクリックします。



  3. [+Add] ボタンをクリックします。



  4. Operationのポップアップ リストからMaximumを選択します。



  5. Productのポップアップリストから、ARES Commander または ARES Standard 、ARES Mechanical を選択します。
    ※「ARES Commander」を設定する場合は、「Capabilities for ARES Commander」「TopoPoints for ARES Commander」「Maps for ARES Commander」「BIM for ARES Commander」、「ARES Mechanical」を設定する場合は、 「Capabilities for ARES Commander」「Nesting Manager for ARES Mechanical「Maps for ARES Mechanical」も追加で設定します。



  6. Typeのポップアップ リストから設定したいグループを選択します。



  7. Valueとしてそのグループに割り当てたい最大使用ライセンス数を指定し[OK] ボタンをクリックします。



  8. [OK] ボタンをクリックします。



  9. [Service][Restart]をクリックしてサービスを再起動します。



7. ライセンス借用


クライアントがライセンス サーバーと接続された状態で、ライセンスを借用することができます。借用を行ったあとは、ライセンス サーバーと接続されていない状態でもARESを完全版として起動することができます。

借用の期日になると、クライアントがライセンス サーバーに接続されていなくても自動的にライセンスサーバーにライセンスが返却されます。

また、クライアントをライセンス サーバーに接続して、借用しているライセンスを期日前に返却することもできます。

ライセンスの借用手順

以下の手順でライセンスを借用することができます。

  1. クライアントでARESを起動します。
  2. 画面右上にある [ログイン] をクリックします。
    ※ コマンド ウィンドウに BORROWLICENSE と入力してコマンドを実行することもできます。  



  3. [許諾キーをアクティブ化]をクリックします。



  4. [Flexサーバーを構成]をクリックします。



  5. 「借用期限」の右にある ∨ をクリックしてカレンダーを表示し、借用期限を指定します。



  6. [借用]ボタンをクリックします。



  7. 「フレックス ライセンスが ** 日間借用しています。」と表示されたのを確認して[適用]ボタンをクリックします。



  8. 「フレックス(オフライン)ライセンスを使用しています。」と表示されます。


期日前の返却手順

以下の手順で借用したライセンスを期日前に返却することができます。

  1. ライセンス サーバーに接続した状態でARESを起動します。
  2. 画面右上にある [ログイン] をクリックします。
    ※ コマンド ウィンドウにBORROWLICENSEと入力してコマンドを実行することもできます。  



  3. [許諾キーをアクティブ化]をクリックします。



  4. [Flexサーバーを構成]をクリックします。



  5. [返却]ボタンをクリックして[適用]ボタンをクリックします。



  6. 「フレックス ライセンスを使用しています。」という表示になったことを確認します。


ライセンス借用の状況を確認する方法

  1. [Edit][Options] を選択します。



  2. [General] にある[Sever Settings]][Use RLM web interface]のチェックボックスをチェックし、[OK] ボタンをクリックします。
    ※既に[Use RLM web interface]にチェックが入っている状態であれば、8.に進みます。



  3. [OK] ボタンをクリックします。



  4. [Service][Stop] をクリックしてサービスを停止します。



  5. [Service][Unregister] をクリックします。



  6. [Service][Register] をクリックします。



  7. [Service][Start] をクリックし、サービスを開始します。



  8. [Advanced Administration]タブをクリックします。



  9. [Open Browser]をクリックします。



  10. ブラウザが起動しますので、[Usename]の項目に admin[Password]の項目に rlm と入力し、[LOGIN]をクリックします。



  11. 表示された画面で [Status] をクリックします。




  12. Server Statusの [graebert] をクリックします。



  13. [Usage] をクリックします。



  14. In (hold) timeに日時(借用期限)が記載されているものがライセンス借用されているものになります。


8. FAQ

ARESを使用中にライセンス サーバーとのネットワークが切断された場合どうなりますか?

ARESを起動後、ライセンス サーバーとのネットワークが切断された場合、表示のみモードとして動作します。表示のみモードに切り替わったあと最初に保存や印刷を行おうとすると以下のメッセージが表示されます。


※ 保存を行ったときにこのメッセージが表示された場合、現在アクティブな図面はこの時点で1回のSAVEコマンドが実行され図面が保存されているため、この後保存を行うことができなくなります。その他の現在開いているがアクティブでない図面に関しては、図面あたり1回SAVEコマンドを実行することができます。

※ 一度も保存したことがない新規図面の場合SAVEコマンドを実行すると [名前をつけて保存] ダイアログが表示されます。そのときキャンセルした場合も一度SAVEが実行されたと認識されるため、キャンセルせずに必ず保存を行ってください。

※ その後再度ライセンス サーバーとのネットワークが接続され、ライセンスを取得できる状態になってから3分後には完全版として動作するため、保存や印刷を行うことができます。3分待てない場合は、[ログイン][許諾キーをアクティブ化][Flexサーバーを構成]を選択して[高度な設定]ダイアログを開いて[OK]ボタンで閉じればすぐにライセンスを取得できます。

1台のクライアントでARESを複数起動したとき使用されるライセンスはどうなりますか?

ARESを1台のクライアントで複数起動しても、使用されるライセンスはひとつです。

ネットワークライセンスがすべて使用されている状態で ARESを起動したときどのようになりますか?

ネットワークライセンスがすべて使用されている状態で ARESを起動すると、以下メッセージが表示されます。


また、C:\ProgramData\Ares FNLM\log フォルダにあるreport.logに以下のような記述が記載されます。(-22がすべてのライセンスが使用されているということを意味しています。)

DENY gde_1747 17.00 username hostname “” 1 -22 1 02/07 17:36:06.0000

この状態で使用することができますが、読み取り専用モードでの動作となります。

サーバーのログ ファイルの書き出し

以下の手順でサーバーのログ ファイルを.zipファイルとして書き出すことができます。

  1. [File][Export Log Files] を選択します。



  2. 任意のファイル名を入力し [保存] ボタンをクリックします。



 

短縮URL: https://jp-help.graebert.com/?p=15741